県民ホール・フィナーレコンサート

3月31日、高津市民合唱団は長期休館を迎える県民ホールの記念すべきフィナーレコンサートに、神奈川県合唱連盟特別混声合唱団のメンバーとして出演しました。

神奈川県ゆかりの團伊玖磨作曲「花の街」の斉唱を皮切りに、オペラ「カルメン」より「ハバネラ」をソプラノ:塩田美奈子さん、「闘牛士の歌」をバリトン:宮本益光さん、お2人の素晴らしい歌声とともにフランス語で合唱しました。指揮:松尾葉子さん、管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団という豪華なステージでした。その後も魅力的な演奏が続き、最後は「2001年記念音楽祭」で初演された21世紀の新しい神奈川の合唱曲「ふるさとの風になりたい」を、シンガーソングライターの白井貴子さんと当日の出演者全員で大合唱しました。会場は満席の熱気に包まれ、大きな拍手のなか、アンコール曲「ラデツキー行進曲」が演奏されました。県民ホールに別れを惜しむかのように観客席からも演奏に合わせて手拍子が鳴り響き、ステージと会場が一つになった感動的なフィナーレでした。“ありがとう県民ホール!再び会う日まで!”